アロマストーン 作り方2026|100均石膏・石粉粘土で15分
「アロマストーン、買うと1000円。作ると150円」
無印良品のアロマストーンが990円、生活の木のミニサイズが1,200円前後。買えばいいのは分かっていても、家にある石膏で作れると聞けば調べたくなります。調べると、確かに作れる。しかも15分で。
ダイソーの石膏が110円、精油は手持ち、シリコン型も100円。合計220円で、990円の代替品ができるという計算になります。
このガイドは、3パターン(石膏/石粉粘土/重曹+コーンスターチ)を、素材別の向き不向き・失敗例と一緒にまとめたものです。火も電気も使わないので、賃貸で火気厳禁の人、小さい子やペットがいる家庭、電気コードを増やしたくない人にも向いています。
※すべてお部屋用・空間用の雑貨DIYとしての位置づけです。肌に付ける用途ではありません。
まず結論:初心者は石粉粘土、本格派は石膏
先に結論から言います。初めての1個は石粉粘土。ダイソーかセリアで買えて、水を測る必要がなく、15分で完成します。乾燥に1〜2日かかるのが唯一の弱点。
2回目以降は石膏。仕上がりが本格的で、白くつるっとしたインテリア映えする見た目になります。ただし粉と水の配合(粉50g:水15g)を守らないと固まりが甘くなるので、料理と同じで一度計量に慣れる必要があります。
小さい子やペットがいるなら重曹+コーンスターチ。食品由来なので万一口に入れても安全側に倒せますが、強度と見た目は妥協が必要です。
素材別 3パターンの比較表
3つの作り方を一枚で見渡せる表がこちらです。
| 素材 | 難易度 | 完成時間 | 香り持続 | 見た目 | 安全性 | 総費用 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 石膏 | △(水配合が要る) | 1時間 | ◎ 強く出る/早く飛ぶ | ◎ 白くつるっと | ○ | 約220円 |
| 石粉粘土 | ◎(こねるだけ) | 15分+乾燥1〜2日 | ○ 弱めで長い | ○ マットな質感 | ○ | 約150円 |
| 重曹+コーンスターチ | ○(配合はざっくり) | 30分+乾燥1日 | △ 弱い | △ ザラつく | ◎ 食品由来 | 約200円 |

「難易度と仕上がり」のバランスで選ぶなら、初回は石粉粘土。「見た目のきれいさ」を優先するなら石膏。「家族の安全」を最優先するなら重曹+コーンスターチ。以下、順番に手順を見ていきます。
【方法A】石膏で作る(本格派・15分+1時間)
無印良品や市販のアロマストーンに一番近い、白くつるっとした仕上がりが得られる方法です。
材料5点(すべて100均で揃う)
| 材料 | 数量 | 買える場所 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 石膏(工作用) | 50g | ダイソー・セリア | 110円 |
| 水 | 15g | 水道水でOK | 0円 |
| 使い捨ての紙コップ | 1個 | ダイソー | 110円(複数入り) |
| プラスチックスプーンor割り箸 | 1本 | ダイソー | 110円(複数入り) |
| シリコンモールド | 1個 | ダイソー・セリア | 110円 |
シリコンモールドは「アロマストーン用」と書かれた専用品が最近ダイソーに登場していますが、なければチョコレート用・レジン用のモールドで代用可能です。丸型・星型・四角型など、好きな形を選んでください。
手順5ステップ
- 石膏50gを紙コップに計る(キッチンスケール推奨)
- 水15gを加える(粉:水 = 10:3 の比率が目安)
- 30秒〜1分、素早くかき混ぜる(ダマがなくなり、少し固めのペースト状になるまで)
- シリコンモールドに流し入れる(気泡が気になれば型を軽く机に打ちつける)
- 1時間おいて完全に固まったら型から外す
注意: 石膏は水と混ぜると発熱しながら固まります。5〜10分でみるみる固くなるので、混ぜ始めたら「迷わず一気に型まで流す」のがコツ。ゆっくり混ぜていると型に流す前に固まって失敗します。
石膏の失敗あるある3つ
- 失敗1: 固まりが甘くて崩れる → 水が多すぎる。粉50g:水15gを厳守
- 失敗2: 混ぜている途中で固まった → 動きが遅い。1分以内に流し込む
- 失敗3: 表面がボコボコ → 気泡。型に流したあと机に軽く打ちつけて空気を抜く
【方法B】石粉粘土で作る(初心者向け・15分+乾燥1〜2日)
計量が要らず、こねるだけ。初めての1個で最も失敗しないのがこれです。
材料3点
| 材料 | 数量 | 買える場所 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 石粉粘土 | 1袋(200g前後) | ダイソー・セリア | 110〜220円 |
| シリコンモールド | 1個 | ダイソー・セリア | 110円 |
| 竹串or爪楊枝 | 1本 | ダイソー | 110円(複数入り) |
手順5ステップ
- 石粉粘土を必要量ちぎる(モールド1個分、目安10〜30g)
- 手のひらでよくこねる(30秒、柔らかくなるまで)
- モールドに押し込む(隙間なく、表面をならす)
- 竹串で軽く模様を入れる(好みで、ドライフラワーを埋め込むのも◎)
- モールドから外して、1〜2日自然乾燥(風通しの良い場所で)
乾燥中の注意: 表面が乾いても、内部はまだ湿っています。1日目は表面だけ乾いた状態、2日目にようやく内部まで乾燥完了。早く精油を垂らすと、香りが浸透せず表面で弾かれるので、必ず2日待ってください。
石粉粘土の応用アイデア
- ドライフラワーを埋め込む: 型に粘土を半分入れて、ドライフラワーを置き、上から粘土をかぶせる
- マーブル模様: 白と着色した粘土(アクリル絵の具を混ぜる)を軽くねじって型に押し込む
- 穴を開けてリボンを通す: 竹串で穴を開けて乾燥、リボンを通してクローゼットに吊るす
【方法C】重曹+コーンスターチで作る(食品由来・30分+乾燥1日)
小さい子やペットがいて、「万一口に入っても大丈夫な素材」を優先したい家庭向けです。
材料と配合
| 材料 | 数量 | 買える場所 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 重曹 | 大さじ4 | ダイソー・スーパー | 110円 |
| コーンスターチ | 大さじ2 | スーパー | 200円前後 |
| 水 | 大さじ1〜2 | 水道水 | 0円 |
| シリコンモールド | 1個 | ダイソー | 110円 |
手順5ステップ
- 重曹4:コーンスターチ2の割合で乾いた状態で混ぜる
- 水を少しずつ加える(大さじ1から始めて、様子を見ながら追加)
- 耳たぶくらいの固さになるまでこねる(水を入れすぎたら重曹を足す)
- モールドに押し込む
- 1日自然乾燥(湿気の少ない場所で、直射日光は避ける)
強度は石膏や石粉粘土より弱く、湿気で崩れやすいのが弱点。「多少崩れても気にならないキッチンや子ども部屋」向けの位置づけで作るのが正解です。
精油の垂らし方と、素材別の香り持続日数
作ったアロマストーンに精油を垂らす段階です。ここがDIYと市販品の最大の差が出るステップになります。
基本の垂らし方
乾燥完了後、鼻の高さに置いて、上から精油を5〜10滴垂らす。これだけです。数分でストーンが精油を吸い込み、じんわりと香りが立ち始めます。
- 5滴: 3〜6畳のデスク周りや洗面所向け、柔らかく1〜3日香る
- 10滴: 6〜10畳の寝室向け、しっかり3〜5日香る
- 15〜20滴: 10畳以上のリビング向け、5〜7日香る
注意: 1回にドバッと垂らしすぎるとストーン内部まで浸透して、翌日以降の追加が入りにくくなります。まず5滴、弱ければ翌日3〜5滴追加、という段階運用が失敗しません。
素材別の香り持続日数
| 素材 | 5滴の持続 | 10滴の持続 | 香りの立ち方 |
|---|---|---|---|
| 石膏 | 1〜2日 | 3〜4日 | 強く出て早く飛ぶ |
| 石粉粘土 | 2〜3日 | 4〜6日 | 弱めでゆっくり |
| 重曹+コーンスターチ | 1日 | 2〜3日 | 弱くて短い |
「毎回すぐ強く香ってほしい」なら石膏、「毎日ゆっくり続いてほしい」なら石粉粘土、という選び方になります。
精油の選び方(初心者3本)
初めての1本を選ぶなら、以下の3本のうちどれかから始めるのが安全です。
- ラベンダー(リラックスの王道/寝室向け)
- オレンジスイート(明るく万人受け/リビング向け)
- ペパーミント(すっきり集中/デスク向け)
香りとブランド選びの詳しい話は 生活の木 アロマオイル 性格・シーン別ガイド と 無印良品のアロマオイル 性格タイプ別 部屋別ガイド にまとめてあります。DIYストーンと合わせる精油選びで迷ったら参考にしてください。
100均のシリコンモールド、どれを選ぶ?
ダイソーとセリアで手に入るモールドは、大きく次の3タイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 向く用途 | 買える場所 |
|---|---|---|---|
| アロマストーン専用型 | 底が浅く、香りが立ちやすい | 一番安全な選択 | ダイソー(一部店舗) |
| チョコレート用モールド | 花・星・ハートなど形が豊富 | インテリア重視 | ダイソー・セリア |
| レジン用シリコン型 | 幾何学模様が多い、大きめ | 個性重視 | セリア |
初回はチョコレート用の丸型か花型が失敗しにくくておすすめです。小さすぎるモールド(3cm以下)は香りが立ちにくいので、直径4〜6cmを目安に選んでください。
素焼き・珪藻土などの「既製品を買う」派の選び方は アロマストーン 選び方ガイド 素材別・置き場所別 と 100均のアロマストーン ダイソー・セリア・キャンドゥ比較 にまとめてあります。DIYと既製品、どちらが自分に合うかで迷ったら並べて読んでみてください。
置き場所別の使い方(4パターン)
作ったアロマストーンをどこに置くかで、精油の量と香りの選び方が変わります。
| 置き場所 | サイズ目安 | 精油量 | おすすめ精油 |
|---|---|---|---|
| デスク・洗面所 | 直径4cm | 5滴 | ペパーミント/ユーカリ |
| 寝室ベッドサイド | 直径5cm | 10滴 | ラベンダー/ネロリ |
| リビング | 直径6cm以上 or 複数配置 | 15〜20滴 | オレンジスイート/ベルガモット |
| 玄関 | 直径5cm | 10滴 | レモングラス/ユーカリ |
火気厳禁の賃貸でも問題なく使えるのがアロマストーンの最大の強みです。電気も火も使わない、置くだけの香り。詳しくは 賃貸で火を使えないときのルームフレグランス3パターン で、電気式ディフューザー・スプレー・置くだけタイプの3パターンを整理しています。
猫や小型犬がいる家庭では、精油の種類選びに注意が必要です。ペットに安全な精油と避けるべき精油の詳細は ペット(猫・犬)に安全なルームフレグランス選び方ガイド を確認してから始めてください。
まとめ:15分で、あなたの部屋に「置くだけの香り」を
長くなったので、素材別に1つだけ選んで終わりにします。
- 初めての1個 / 失敗したくない → 石粉粘土(ダイソー110〜220円)
- 見た目のきれいさ重視 / インテリア映え → 石膏(ダイソー110円)
- 小さい子・ペットがいる / 安全最優先 → 重曹+コーンスターチ(食品由来)
アロマストーンDIYの本当の価値は、「1個150円で作れる」というコストの安さではなく、「精油を変えるだけで、部屋の空気を自分で設計できる」というコントロール感にあります。既製品のアロマストーンは香りが固定されていますが、DIYなら季節・気分・部屋ごとに精油を使い分けられる。
もし「精油そのものの選び方から迷っている」なら アロマオイル 種類と効能クイックリファレンス と 性格タイプ別 アロマオイルの選び方 が、症状・気分・場所の3軸で香りを選ぶ地図として使えます。
15分の工作で、部屋の空気が変わる。試してみる価値、あります。
よくある質問
- アロマストーンを手作りするのに一番簡単な素材はどれですか?
- 初心者は石粉粘土が最も簡単です。ダイソーなら110〜330円、セリアは全品110円。水加減の計量が要らず、こねて型に押し込むだけで15分で完成します。石膏は本格的で見た目もきれいですが、水と粉の配合(粉50g:水15gが目安)を間違えると固まりが甘くなるため、2回目以降に挑戦するのがおすすめです。
- アロマストーンに精油は何滴垂らせばいいですか?
- 5〜10滴が目安です。香りを強く出したい・広い部屋で使いたい場合は10〜20滴まで増やせます。ただし1回に垂らしすぎるとストーン内部まで浸透してしまい、翌日以降の追加が入りにくくなります。まず5滴で試して、弱ければ翌日に3〜5滴追加、という段階的な運用が失敗しません。
- 手作りアロマストーンの香りはどれくらい持ちますか?
- 精油5〜10滴で1〜3日、10〜20滴で3〜7日が目安です。素材別では石膏の方が石粉粘土より吸油性が高いぶん、香りが強く出て早く飛びます。石粉粘土はゆっくり長く香るタイプ。持続を伸ばしたいなら『石粉粘土+10滴/2日おきに追加』という運用が最もランニングコストが安く済みます。
- 重曹+コーンスターチで作れるアロマストーンは何が違いますか?
- 食品由来の素材なので、小さい子やペットがいる家庭で最も安全な選択肢になります。ただし固まりの強度は石膏や石粉粘土より弱く、湿気で崩れやすい・見た目がザラっとする、というトレードオフがあります。キッチンや子ども部屋のような『多少崩れても気にならない場所』向けで、リビングのインテリアとして飾るなら石膏や石粉粘土を推奨します。
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