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アロマオイル効能早見表2026|症状・気分・場所で引く50種

ガイド
アロマオイル精油効能早見表選び方ガイド

「頭痛のときは何の精油?」を、いつも検索しているあなたへ

ラベンダーは知ってる、ペパーミントも知ってる、でもいざ「PMSが辛い夜」「集中したい月曜の朝」「花粉で頭が重い午後」に何を選べばいいかとなると、毎回検索窓に「精油 頭痛」「精油 集中」と打ち込んでいませんか。私です。50本以上棚に並べているのに、毎週検索している私です。

このガイドは、その検索の終着点になるように作りました。症状・気分・場所の3方向から引ける早見表を先に置き、続けて50種類の精油ひとつひとつに「一言でどんな時に使うか」を添えます。冒頭の3表だけブックマークしておいて、迷ったら開く、という使い方を想定しています。

なお、この記事の効能は医薬品ではなく、AEAJ・NAHA等が伝承や研究として整理してきた「用いられる」「言われる」レベルの記述です。頭痛や不眠が続くときは精油ではなく医師に相談してください。ここでの精油はあくまで「気分の切り替え装置」です。

表1 ― 症状で引く早見表

症状第一候補第二候補使い方の目安
頭痛(緊張型)ペパーミントラベンダー芳香浴、または蒸気吸入
不眠・寝つきラベンダーローマンカモミール寝室で就寝30分前から芳香浴
PMS・生理痛クラリセージゼラニウム就寝前の芳香浴、または温湿布
花粉症・鼻づまりユーカリ・ラディアタティーツリーマスクに1滴、または芳香浴
風邪の引き始めティーツリーラベンサラ芳香浴・蒸気吸入
肩こり・首こりマジョラムローズマリー温湿布・芳香浴
腰痛・筋肉痛ジンジャー黒コショウ温湿布・入浴時の芳香浴
胃腸の不調ペパーミントフェンネル食後の芳香浴
気分の落ち込みベルガモットローズ朝の芳香浴
不安・緊張フランキンセンスローマンカモミール就寝前芳香浴、瞑想時
集中力低下ローズマリーレモン作業スペースで芳香浴
疲労回復グレープフルーツジュニパー入浴時、朝の芳香浴
むくみ・冷えサイプレスジンジャー足浴・入浴時の芳香浴
花粉症の目のかゆみ(精油は目周辺NG)ユーカリの芳香浴のみ目の周りへの使用は厳禁

表2 ― 気分で引く早見表

なりたい気分第一候補第二候補シーン
集中モード(思考系)ローズマリーペパーミント朝〜午前中のデスク
集中モード(創作系)フランキンセンスサンダルウッド執筆・デザイン作業
リラックス(深い)ラベンダーベルガモット帰宅後〜就寝前
リラックス(軽い)オレンジスイートプチグレン家事の合間、休日昼
気合を入れるペパーミントユーカリ月曜の朝、プレゼン前
元気を出すグレープフルーツレモン疲れた午後
瞑想モードフランキンセンスヒノキ座禅、ヨガ
夜モードラベンダーローマンカモミール22時以降
朝モードレモンローズマリー起床〜出勤前
ロマンチックローズイランイラン週末の夜
冒険心ブラックペッパーカルダモン新しいことを始める朝
心を鎮めるサンダルウッドベチバー動揺したとき、就寝前
クリエイティブクラリセージプチグレンブレスト、ジャーナリング
自信を取り戻すジャスミンローズ落ち込んだ夜

表3 ― 場所で引く早見表

場所第一候補第二候補理由
寝室ラベンダーサンダルウッド交感神経を鎮める
仕事デスクローズマリーレモン集中と覚醒
リビングベルガモットオレンジスイート誰にでも心地よい
浴室ユーカリペパーミント湿気と相性、呼吸器を開く
玄関ヒノキレモン清潔感の第一印象
トイレティーツリーペパーミント除菌・消臭
洗面所ローズマリーレモン朝の目覚めに
キッチンレモンオレンジスイート油の匂いを和らげる
子ども部屋ラベンダー(1歳以上)オレンジスイート穏やかで安全
書斎ヒノキフランキンセンス集中と静けさ
和室ヒノキサンダルウッド空間との一体感
車内ペパーミントグレープフルーツ眠気覚まし

車の香りは車のフレグランス選び方(夏)でさらに詳しく扱っています。

50種の精油 ― 一言解説と注意

以下、50種を6ファミリーに分けて一言ずつ紹介します。⚠️猫NGタグは猫飼育家庭では避けたい精油。

柑橘系(10種)

  • レモン ― 集中と覚醒の代表格。朝と作業デスクの相棒。⚠️猫NG(リモネン)
  • オレンジスイート ― 誰にも刺さらない優しさ。子どもも安心。⚠️猫NG
  • ベルガモット ― 柑橘とフローラルの中間。気分の落ち込みに広く用いられる。⚠️猫NG
  • グレープフルーツ ― 疲労回復と代謝の応援団。⚠️猫NG
  • マンダリン ― 甘めの柑橘。子どもの寝室で穏やかに。⚠️猫NG
  • 柚子 ― 日本人の脳に「冬」と直結。和室と浴室に。⚠️猫NG
  • プチグレン ― ビターオレンジの葉。柑橘だが緑っぽく、リラックス寄り。⚠️猫NG(弱)
  • ネロリ ― ビターオレンジの花。高価だが1滴で世界が変わる。
  • ライム ― シャープでスパイシー。夏の朝に。⚠️猫NG
  • メイチャン(リッツェア) ― レモンに似た軽やかさ。虫除けにも。

フローラル系(9種)

  • ラベンダー ― 精油界の万能選手。不眠・肌荒れ・気分安定。最初の1本。
  • ローズ(オットー) ― 女性ホルモンと自己肯定感の関係で語られる王様。
  • ジャスミン ― 官能と自信の香り。夜のためだけの1本。
  • ゼラニウム ― ローズの妹分。PMSと女性性のバランスに。
  • イランイラン ― 強く甘い。ロマンチックな夜、ただし1滴で足りる。
  • ローマンカモミール ― 子どもと不眠のやさしい味方。りんごに似た香り。
  • ジャーマンカモミール ― 濃紺色で肌の炎症ケアに用いられる。
  • クラリセージ ― PMSと創造性。妊娠中は避ける。
  • ラベンダー・スパイク ― ラベンダーの覚醒版。集中したい昼に。

ハーブ系(8種)

  • ペパーミント ― 頭痛・鼻づまり・眠気覚まし。強力なので少量から。⚠️猫NG
  • スペアミント ― ペパーミントの穏やか版。子どもにも。⚠️猫NG(弱)
  • ローズマリー ― 集中と記憶の代名詞。朝と勉強の相棒。
  • バジル ― ハーブ系の中でも刺激強め。頭をシャキッとさせたい時に。
  • タイム ― 呼吸器と免疫のサポートで用いられる。刺激強め。
  • マジョラム ― 肩こりと不眠のダブル使い。温かみのある香り。
  • セージ ― 浄化の代表。強いので芳香浴のみ推奨。
  • オレガノ ― 抗菌力の伝承で名高い。刺激最強クラス、上級者向け。

ウッディ系(9種)

  • サンダルウッド(白檀) ― 瞑想と深いリラックス。和室にも洋室にも。
  • ヒノキ ― 神社の香り。集中と副交感神経。日本人の脳が反応する。
  • 青森ヒバ ― ヒノキの兄弟。抗菌力が伝承で強い。
  • シダーウッド ― 森の中の静けさ。書斎と瞑想に。
  • サイプレス ― むくみと冷え、そして「気持ちの区切り」に。
  • パイン ― 呼吸器を開く森林感。⚠️猫NG
  • ジュニパー ― 心身の浄化とデトックスの伝承。
  • フランキンセンス(乳香) ― 瞑想の王様。5000年前から祈りの香り。
  • ミルラ(没薬) ― フランキンセンスの相棒。深く土に近い。

スパイス系(8種)

  • シナモン(カシア/セイロン) ― 温かさとエネルギー。強いので芳香浴のみ。⚠️猫NG
  • ジンジャー ― 冷えと吐き気に伝承で用いられる。温める。
  • クローブ ― 歯痛の伝承で有名。刺激最強、上級者向け。⚠️猫NG
  • カルダモン ― スパイス系の中でも上品。冒険心と朝のスイッチ。
  • ブラックペッパー ― 肩こりと筋肉痛の温めに。
  • ナツメグ ― 少量で心身を温める。多量は避ける。
  • スターアニス ― 独特の甘さ。呼吸器サポートの伝承。
  • コリアンダー ― 意外にも柑橘感のあるスパイス。消化のサポート。

エキゾチック・その他(6種)

  • パチュリ ― 深く土のような残り香。グラウンディング。
  • ベチバー ― 心を大地に戻す香り。不安と過剰思考に。
  • メリッサ ― 高価だが心のケアで名高い。レモンに似た繊細な香り。
  • カユプテ ― ティーツリーの親戚。呼吸器に。
  • ラベンサラ ― マダガスカルの万能薬と呼ばれる。風邪の初期に。
  • ティーツリー ― 除菌・肌ケア・掃除の代表。⚠️猫NG

猫と暮らす家庭のための注意

上記の⚠️猫NG精油は、猫の肝臓が代謝できず蓄積しやすい成分を含みます。ディフューザーで焚いた空気を吸うだけでも影響が出うることが報告されています。猫がいる家では:

  • ⚠️つきの精油はそもそも家に入れないか、猫が出入りしない部屋でのみ使う
  • ドアを閉め、その部屋の空気が猫の生活空間に流れない設計にする
  • 迷ったらペット対応と明示された無香タイプに切り替える

詳しい成分レベルの解説は猫と精油の危険成分9項目、そもそも猫のいる部屋で何を使うべきかはペット可賃貸の香り選びを参照してください。

性格タイプで選びたい人は別ガイドへ

この記事は「症状→精油」の逆引き構造ですが、「自分の性格から選びたい」派は別のガイドを持っています。

早見表と性格軸を組み合わせると、「PMSのときのゼラニウムかクラリセージのどちらを選ぶか」まで、迷いが消えます。

ディフューザーがなくても使える

「揃えたけどディフューザーが壊れた」「旅行先で香りが欲しい」ときのために、ディフューザーなしで精油を使う7つの方法も持っておくと安心です。ティッシュ1枚、マグカップに湯を張るだけ、といった原始的な方法が意外と役に立ちます。

まとめ ― 迷ったら早見表に戻る

50種類あっても、日常で本当に使うのは10種前後です。まずラベンダー・オレンジスイート・ペパーミント・ユーカリ・ティーツリーの5本を揃え、症状表と気分表と場所表の3枚を「困ったときのカンニングペーパー」としてブックマークする。これで、精油との付き合いは驚くほど楽になります。

香りは、覚えるものではなく、引くもの。この記事が、あなたの「引く場所」になれば嬉しいです。

それでは、よい香りの日々を。

よくある質問

アロマオイルの効能って、医薬品みたいに信じていいの?
医薬品ではありません。この記事の効能はAEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)やNAHAが伝承・研究として整理してきた「用いられる」「言われる」レベルの記述であり、治療目的での使用は推奨しません。頭痛や不眠などの症状が続く場合は医療機関を受診してください。あくまで「気分の切り替え」「空間演出」の道具として活用するのが基本姿勢です。
猫を飼っています。精油を家で使うのは危険ですか?
猫は肝臓のグルクロン酸抱合が不完全で、精油の一部成分を代謝できず蓄積しやすいことが知られています。特にティーツリー・ペパーミント・柑橘系(リモネン)・シナモン・ユーカリ・パインは避けたい。ディフューザーで焚くだけでも猫の呼吸器や肝臓に負担がかかる報告があります。詳しくは[猫と精油の危険成分ガイド](/ja/blog/cat-essential-oil-danger-glucuronidation-9-components-2026/)を必ず読んでから、猫のいない部屋で使うか、無香タイプに切り替えてください。
50種類も覚えられません。まず何本揃えればいい?
最初の1本はラベンダー、2本目はスイートオレンジ、3本目はペパーミント、4本目はユーカリ、5本目はティーツリー。この5本で「リラックス・気分転換・集中・呼吸器・掃除/除菌」の5シーンをカバーできます。ここから自分の生活パターンに合わせて、朝型ならローズマリー、寝室重視ならフランキンセンス、といった順で足していくのが失敗しにくい増やし方です。