ワンルームのルームフレグランス|料理臭3ゾーン
香りが料理の匂いに負けたとき、買い直す前に順番があります。まず換気してから香らせる。次に置き場所をコンロから遠ざける。それでも負けるなら、はじめて本数を足す。
強い製品に買い替えるのは最後です。ワンルームやLDKで起きているのは製品の力不足ではなく、空気が混ざりすぎていることだからです。


症状から引く
料理のあとだけ香らない。 換気が足りていません。香りは空気に乗るので、汚れた空気の上に重ねても届きません。自炊のあとは窓を開けてから香らせます。
いつも香らない、キッチンの匂いだけする。 置き場所です。対面キッチンのカウンターに置いているなら、そこが最も負ける位置です。ソファの奥など、コンロからいちばん遠い場所へ動かします。
近くだと香るのに、部屋の反対側には届かない。 ここでようやく本数の問題です。ひとつの製品で部屋全体をまかなうのをやめます。
誰も料理していない時間にキッチンが主張している。 これは香りで直す話ではありません。換気で直します。
部屋はひとつでも、空気は3ゾーン

間取り図では1部屋でも、機能では3つに分かれます。キッチンゾーンは空気が熱く、頻繁に食べ物の匂いに占領されます。リビングゾーンは香りを感じたい場所。ワークと通り抜けのゾーンは動いている時間が長い場所です。
求める仕事が違うので、ひとつの製品で3つ全部をまかなおうとすると、いちばん高くつきます。間違った解決策の大きい版を買い続けることになるからです。
香りの系統もゾーンで生き残り方が変わります。柑橘とグリーンハーブがキッチンの近くで残るのは、強いからではなく相性です。レモンや刻んだハーブと同じ近所に住んでいるので、戦わずに馴染みます。逆にリビングに甘いグルマン系を置くと、キッチンへ流れて食べ物として読まれます。
間取り別に、何本置くか

ワンルーム・1K。 リードディフューザー1本だけです。ゾーン分割は諦めてください。空気が混ざりすぎていて分けられません。コンロからできるだけ遠く、座る場所の近くに置きます。
1LDK・1SLDK。 日本の都市部でいちばん多い間取りです。リビングのソファ奥に1本、デスクか寝室の入口に小さなキャンドルかサシェを夜だけ。キッチンは無香にします。キッチン専用の香りは要りません。必要なのはキッチンが他のゾーンと喧嘩しないことだけです。
2LDK以上。 3本体制。キッチンとリビングの境目に軽い柑橘、リビングにやわらかいウッディ、デスクにシャープな1本。天井を共有した3つの小部屋として扱います。
ロフト・メゾネット。 いちばん厳しい間取りです。空気の体積が縦に大きく、香りは昇って消えます。床面積ではなく体積で考えてください。
置き場所だけで変わる

ここはお金がかかりません。何を買ったかより結果に効きます。
気流の手前に置く。 開けた窓のすぐ前に置くと、香りは外へ吸い出されます。少し下がった位置に置けば、入ってきた空気が香りを部屋へ運びます。ドアや廊下も同じです。
コンロと換気扇から離す。 熱は精油の揮発を変え、換気扇は香りをまっすぐダクトへ吸い込みます。換気扇は、香りに使ったお金をご近所に配達するアルバイトをしています。
高さは座ったときの鼻の位置。 サイドテーブルや棚の上です。床に置くと香りは行き止まりに沈みます。
家具を壁として使う。 ソファの背、本棚、キッチンカウンター。どれも香りを遮ります。ソファの背がつくる壁が、リビングとキッチンの空気の境界線になります。
それでも直らないとき
来客の前は、リビングの香りを弱めるか別室に移してください。強い香りと料理の匂いが重なると、料理の味が分からなくなります。
一人暮らしの部屋を玄関から寝床まで通しで設計する話は一人暮らし ルームフレグランス4ゾーンに、キッチンの匂いそのものを消す側は夏のエアコン部屋の匂い対策にあります。
出典
- SUUMO「LDKとは?」 — 間取り表記の定義と広さの目安
- UR都市機構「間取りの見方」 — LDK・DK の面積区分
- クリナップ「対面キッチンの種類と特徴」 — 対面キッチンとリビングのつながり方
よくある質問
- ディフューザーが料理の匂いに負けるのはなぜですか?
- LDKやワンルームは仕切られた個室と違い、ひとつの大きな空気のかたまりだからです。換気扇とエアコンで常にかき混ぜられています。
- ワンルームでルームフレグランスはどこに置けばいいですか?
- コンロからできるだけ遠く、座る場所の近くです。高さは座ったときの鼻の位置。床置きは香りが沈んで届きません。
- LDKにディフューザーは何個必要ですか?
- ワンルーム・1Kは1本だけ。1LDKならリビングとデスクの2本でキッチンは無香。2LDK以上で3本です。
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